近年の技術革新の動きは、大きく2つの流れにモデル化することができます。1つ目は、情報通信技術の高度化とコンピュータの性能向上を背景とした、情報処理技術自体の進展という流れです。これにより情報処理分野の中心は、従来の情報ネットワークの分野から、ディープラーニングをはじめとしたAI分野へと移ってきています。2つ目は、この情報処理技術が、金融等のサービスや物と融合し、Fintech、IoT、ロボット、メタバースなどの形でより一層実体をもち、経済や社会生活により大きな影響を及ぼすようになってきたという流れです。
これらの技術分野は経済成長や国際競争上の重要性が高いと目されるのみならず、人々の生活との接点を増していくにつれ、新たな法律分野を生成しつつあります。IT法も、従来の情報法や知的財産法といった分野から、Fintech関連の法律、IoT法、ロボット法という分野に広がりを見せている状況です。また、AIに関連する法律分野が今後ますます重要になってくるでしょう。
情報・テクノロジー法チームでは、インターネット、ITサービス、クラウド、電子商取引、デジタルプラットフォーム、データの利活用、AI、ロボット、MaaS・自動運転MaaS、サイバーセキュリティ、デジタル・トランスフォーメーション(DX)等の情報・テクノロジー分野における最新の法的問題を研究すると共に、国内外の行政・研究機関による活発な議論状況のキャッチアップ等を通じて最先端のレギュレーションの理解を深めることで、情報・テクノロジー法務について豊富な知見を集積し、情報・テクノロジーに関する最先端のビジネスをきめ細やかに幅広くサポートできる体制を整えております。
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